めがねと私の
ショートストーリー

「わー！こいつが直ったんですね！嬉しい！」と、めがねを手に取った志野さん。修理を依頼されためがねからは、かなり過酷な環境で使われていたことが伝わってきました。

越前海岸で、農業や塩づくりをしている志野さんと苦楽を共にしてきためがねは、梅畑で草刈りをしていた際、梅の枝にぶつかったことでパッドアームが破損してしまいました。

東日本大震災の時、千葉にいた志野さん。

ーー災害時にめがねがないと何もできなくなってしまう！と思ったことがきっかけで、壊れていても、捨てずに持っていた方がいいと思うようになりました。レーシック手術をしたほうがいいかなと考えたりしますが、踏み切れないんですよね。
今ではめがねキャラであることが自分の誇りになっているのかもしれないです。