ロー付した跡を目立たなくするために

2022.10.26

修理前

左ブリッジとリムをロー付しました

合金のフレームです。フレームが合金の場合は強度を出すために高周波ロー付をします。

ロー付け修理した後です

高周波ロー付した部分は金属に熱が伝わりメッキ剥がれがおこります。素材が見えて白くなってしまいます。

左ブリッジ辺りに部分塗装を施します

素材が見えて白くなった場所に周辺のカラーに合わせて調合した色を吹き付け塗装します。

修理後

このようにロー付した場所に部分塗装をするとロー付の跡が目立ちにくくなります。

※フレームの色がシルバーの時は部分塗装は出来ません。また、フレームの素材が合金の中でもベリ銅の時は、ロー付の熱で素材が赤く変色します。フレームの色がゴールド、ピンク、パープル等の薄い色の時は部分塗装が出来ない事があります。フレームの形状や色が複雑なものも部分塗装が不可能です。
一般的に合金のフレームはロー付+メッキをおすすめしています。

修理事例