ネジが折れた!!
回らない!!

2021.12.29

めがねフレームには、ネジが多く使用されています。ネジは金属製なので、汗や水分などの影響を受けて次第に劣化してしまうことがあります。屋外の作業や、スポーツなどで汗などの水分を付着したまま放置してしまうと劣化や錆びの原因になります。
このフレームのネジは途中で折れて、ネジの一部が残っています。こういう場合にネジ抜き修理が必要となります。

綺麗に抜けました。

ネジの途中で折れた部分を抜き、新しいネジを取り付けて完成です。

力を加えて回そうとしてネジ頭が潰れたと思われます。
こうなってしまいますと、ドライバーを使ってネジを抜こうとしても空回りしてしまいますので、ネジ抜き修理が必要となります。

K18のフレームのブローチと丁番ネジの頭の+部分が潰れてしまいネジが回らなくなってしまいました。
K18は素材が柔らかいため、無理な力がかかるとこのように潰れてしまいます。
この場合、ドライバーが空回りをしてしまいネジ抜き修理が必要となります。

※ドライバーの使い方のコツ
ネジ頭が残っている場合は、ドライバーはまっすぐに立てて軸がぶれないようにしてプラスやマイナスの溝にしっかりと合わせてください。ネジを押しながらブレを少ない状態で回すとネジとドライバーが上手くかみ合い、抜けないと思っていたネジも抜けることがあります。

修理事例