2021.06.16
K18の台座をロー付修理
女性にとってめがねは掛けるだけのものではなく、美しさや自分らしさを表現してくれています。このダイヤ付きK18フレームはとても繊細でクオリティーの高いフレームですね。細いシルエットでフォルムが綺麗がゆえに思いがけない力が加わって、台座ごとポロリと取れてしまったようです。こういう場合でも修理で元に戻すことは可能です。
ダイヤに直接レーザーを照射しないように注意をして、ロー付修理をします。修理後、お客様がご使用の際に、もう一度取れないように、また違和感の出ないように、元の位置に取り付けています。こういった細かい作業は、目視で角度や間隔を調整する高度な技術が必要です。
見た目には修理跡が分らない程、綺麗に仕上がりました。
フレームの強度を上げるためにそえ木します①
セル生地が割れてしまった
チタンロー付➁ブローチ折れ
チタンロー付①丁番輪切れ